
徳島は過去10年で5回も全国ワースト
県内は、人口10万人当たりの交通事故による死者数が、過去10年間で5回も全国ワーストとなるなど、危機的状況となっています。
直近の傾向: 2023年・2024年と2年連続で全国ワーストを更新中。
死者数の推移: 過去10年間(〜2024年)は20人〜49人で推移。
不名誉な記録: 人口当たりの死者数は、過去10年で計5回全国ワーストを記録。
死亡事故の内訳をみると、およそ7割を65歳以上の高齢者が占めているほか、車を運転したり同乗していたりして亡くなったのが10人と大半を占めました。
特に一方の車が対向車線にはみ出して正面衝突するケースが多くなっています。
免許返納率の低さ
徳島県を含む地方において、免許の自主返納が進まない深刻な実態が浮き彫りになりました。
今回のランキングでは、返納率上位を首都圏や近畿圏が占める一方で、徳島は全国でも下位に沈んでいます。
しかし、これは「返納したくない」のではなく「返納できない」という切実な事情によるものです。
全国平均を大きく上回る都市部のような返納率を実現するためには、個人の意識に頼るのではなく、車を置いても不自由なく暮らせる移動手段の構築が、ここ徳島において何より求められています。
2021年では免許返納率は全国最下位!!
以下に記事をまとめています。

高齢になって大きな事故をする前では、車に小さい傷が増えていくそうです。
そのような場合は、家族が免許を返納すことも含めたアドバイスをする必要があると思います。
免許返納について
「運転が少し不安になってきたけれど、免許を手放すのはまだ早いかな……」 そう迷っている方にこそ知ってほしい制度があります。それが「運転免許の自主返納」です。
生活への影響を心配して、つい後回しにしてしまいがちですが、実は徳島で免許を返納すると、暮らしを豊かにするお得なサービスがたくさん受けられるんです!
特に、以下の2つの条件に当てはまる方は、最大限にその恩恵を受けることができます。
- 徳島県内にお住まいの65歳以上の方
- ご自身の足で元気に歩ける方
「事故を起こしてから」や「体調を崩してから」ではなく、足腰が元気なうちに返納することが、ご本人にとっても、ご家族にとっても一番お得で安心な選択です。
お住まいの地域ごとに受けられる嬉しい特典について詳しくまとめましたので、ぜひ最後までチェックしてみてください!
免許返納ができる場所
免許返納の手続きは2項目でOK!!
①運転免許証の自主返納手続きをする
②運転経歴証明書の交付申請を行う
『徳島県運転免許センター』、『阿波・阿南運転免許センター』は即日交付。
『徳島中央署』は後日交付されます。
手続きの際には、必要な物をしっかり確認してから申請してください。
運転経歴証明書又はマイナ経歴証明書の申請ができる方
- 現在、有効な運転免許証又はマイナ免許証をお持ちの方で、取得している免許の全部を自主返納される方
- 運転免許証の全部を自主返納された方で、返納後5年以内の方
- 運転免許証が失効してから5年以内の方
【窓口】
『徳島県運転免許センター』
電話番号 088-699-0110
受付日
月曜日〜金曜日 AM10:00〜11:30 PM2:30〜4:00
日曜日 AM10:00〜11:00 PM2:30〜3:30
土曜日、年末年始(12月29日~1月3日)の休日、祝日、振替休日は除きます。
【即日交付】 申請から約1時間で交付される
【申請に必要なもの】 運転免許証またはマイナ免許証
※2枚持ちの方は運転免許証とマイナ免許証の両方が必要です
※先に自主返納を済ませている方については取消処分通知書
※失効した運転免許証を返納及び紛失した方は、マイナンバーカード、パスポート等の身分証明書
①運転経歴証明書の交付のみ申請 1150円
②マイナ経歴証明書の記録のみ申請 900円
③運転経歴証明書とマイナ経歴証明書の両方を申請 1250円
『阿波・阿南運転免許センター』
電話番号 【阿波】0883-35-5110【阿南】0884-22-3110
受付日
月曜日〜金曜日 AM10:00〜11:30 PM2:30〜4:00
土曜日、日曜日、年末年始(12月29日~1月3日)の休日、祝日、振替休日は除きます。
【即日交付】 申請から約1時間で交付される
【申請に必要なもの】
①運転経歴証明書の交付のみ申請 1150円
②マイナ経歴証明書の記録のみ申請 900円
③運転経歴証明書とマイナ経歴証明書の両方を申請 1250円
『徳島中央署』
受付日
月曜日〜金曜日 AM9:00〜PM4:00
【後日交付】 申請から約2週間後に交付 郵送交付も対応
【申請に必要なもの】運転免許証
①運転経歴証明書の交付のみ申請 1150円
②マイナ経歴証明書の記録のみ申請 900円
③運転経歴証明書とマイナ経歴証明書の両方を申請 1250円
申請用写真1枚 6ヶ月以内に撮影したもの、タテ3cm×ヨコ2.4cm
上半身が1/3写った無背景・無帽で鮮明なもの
※小松島警察署、牟岐警察署、阿波吉野川警察署、美馬警察署、三好警察署では収入証紙を販売していません。
銀行等で収入証紙を事前に購入して下さい。
免許を返納すると【運転経歴証明書】が交付される

【運転経歴証明書】は徳島在住で65歳以上なら割引などのサービスが受けられます。
運転経歴証明書は免許証が無くなった後の公的な身分証明書です。有効期限はなく、生涯にわたって利用可能です。
しかしながら、運転経歴証明書が無くても、
マイナンバーカードをお持ちの方は公的な身分証明書として使用できます。
この2つのカードはどういった違いがあるのでしょうか?
「運転経歴証明書」と「マイナンバーカード」との違い
運転経歴証明書とマイナンバーカードの違いは、
運転経歴証明書は身分証明書に加えて、
『掲示することで徳島県内のお店でお得なサービスを受けられる。』ということです。
例えば、
車の代わりとなる 【路線バス:運賃半額】 【タクシー:1割引】
県内各市町村が実施する
公共交通機関等優遇制度【70歳以上の住民は徳島市バスの無料乗車証の交付】
条件はありますが、バスの無料利用も可能となります。
証明書を所持している方が同乗している車のガソリン【給油価格を現金会員と同率割引】など
徳島県が運転免許自主返納者に対して優遇店ガイドブックを作成しています。要約すると
①移動する ②食べる ③買う ④暮らす ⑤レジャー ⑥優遇制度
にカテゴリーが分けられ様々なサービスを受けることができます。
令和8年度の高齢者運転免許自主返納車優遇店ガイドブック。
ぜひ直接ご確認ください。
ちなみに運転経歴証明書を県外で掲示してもサービスを受けることはできません。
運転免許返納を第三者に判断してもらう方法
徳島県では運転機能簡易教習が免許センターで決まった日に行われています。
免許センターで第三者に判断してもらうことができるので、家族から伝えるだけでスムーズに免許返納できない場合におすすめの方法です。


免許を返納した結果、活動範囲が狭まり要介護リスクが増加する
平島らは、2018年から1年間にわたり、介護認定を受けていない徳島県在住の65歳以上の高齢者を対象に、免許返納後の変化について調査を行いました。
結果、返納群は活動性が有意に低下、運動機能や認知機能の低下は観察されず。免許返納後の移動手段確保が必要であると報告しています。
『徳島県在住高齢ドライバーにおける運転免許証自主返納後の活動性の変化と運動機能,認知・精神機能の追跡調査』https://www.jstage.jst.go.jp/article/jph/69/1/69_21-030/_pdf/-char/ja
また、平井らの研究によると、6年間の調査の結果、フレイル高齢者を含む地域の高齢者が運転を中止すると、要介護リスクが高まることが報告されています。
『地域公共交通サービスの維持と高齢者の健康』
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jichisoken/45/486/45_24/_pdf/-char/ja
徳島で免許を返納した人の感想
徳島で免許を返納した人の感想を直接聞く機会がありました。
60代後半で奥さんと2人暮らしの男性が、脳梗塞を発症したことをきっかけに免許を返納することを決心しました。
奥さんは車の運転ができるため、買い物には一緒に行けますが、徳島で免許を返納することにはやはりデメリットが多いと感じています。
しかし、車で人に危害を及ぼす可能性がなくなったことで、肩の荷が降りたように感じています。
彼は、若い頃に仕事中にかなりタバコを吸っており、常に火事にならないように気を張っていました。
禁煙した後、そのストレスはなくなりました。その解放感は、免許を返納したときも同様の開放感を感じたと言います。
免許の返納は本人や家族にとってケジメがつくことがメリットです。
免許を持っていると、いつかまた乗るかもしれないと車を手放すタイミングを失いがちですし、そのまま家族に頼まれて近距離の送迎をして人身事故を起こしてしまっては手遅れです。
こういった気持ちの整理として、免許を返納することは本人や家族にとって重要な役割を果たすそうです。
不要となった車は

「契約後の減額(再査定)は一切しない」「契約後7日間はキャンセル可能」という独自の安心宣言を掲げており、後々のトラブルを避けたい高齢者の方に非常に適しています。
徳島県民の車以外の移動方法
私は理学療法士という仕事柄、免許を返納するか相談されることは多いです。
その人の生活を考えた時、免許返納により生活に大きく支障をきたす人がほとんどで、私からはっきり返納を勧めることは難しいのが現状です。
車以外の移動方法として徳島では汽車やバスがありますが、
公共交通機関を利用して買い物に行っている人は少ない印象です。
しかしながら、これを機に家から近い公共交通機関を使うこともいいことだと思います。運動不足解消にも繋がり、1日8000歩歩くことで健康に過ごすことができます。
公共交通機関以外でも車以外の乗り物を使う方法もあります。
それは、運転免許証を返納した後でも車の代わりになる乗り物『シルバーカー』『4輪電動アシスト自転車』です。
こちらに記事をまとめていますので是非ご確認ください。

スマホは使えますか?
免許を返納して歩けなくなった時に介護保険や医療保険のサービスでは生活を全てサポートすることはできません。
免許返納前に車が無くなった後の生活の仕方を想像するべきです。
車が無く、生活の質を保つためには、パソコンやスマホが必要だと思います。
例えば、生活必需品を車で買いに行けなくなった時に、店に行かずに買い物をできる方法がパソコンやスマホを介する方法しかないからです。
電話だけで食品を購入するには『とくし丸』が電話で来てくれます。
スマホでwebが閲覧できるのなら『キョークル』もおすすめです。

徳島市主催でのスマホ教室は残念ながらありません。
ご家族や友人にご相談してスマートフォンを使えるようになることをおすすめします。

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