
あなたの周りにもいませんか?
暑い夏の日に部屋に伺うと大汗をかいているお婆さん。

「暑いかどうか、わからないのよね。」
いえいえ!!
額には汗をかき、滴った汗は頬を伝って顎から流れ落ちています!
本当に暑いかわからないのでしょうか。
「昨日は夕方にふくらはぎが攣ってねぇ。」
それは熱中症による症状であることを伝えてみます。
しかし、部屋のクーラーを入れる様子はありません。
普通では暑いと感じると思うのですが…。
年配の人は我慢強い人が多いことやエアコンが無い生活にも慣れてしまっています。

生活を変容させるのも嫌い、声をかけないとエアコンは使わないようにします。
家に伺う仕事をしていると、年配の方のこのような状況は何度も経験します。
なぜエアコンを使用しないか聞くと、
『エアコン』は直接体に当たると冷える、体に悪いなどの印象を持ち、
『扇風機』を使用することは抵抗がない
と答える方が多くいます。
エアコンが嫌で扇風機を使う人への対応
どうしてもエアコンが嫌という人が一定数います。
そんな方におすすめする方法があります。
ペットボトルを冷凍庫に入れて凍らせて、
それを、扇風機の前に並べて風を送ることで冷たい風を作り出すことができます。
メリットは
安価であること。
高齢者が好む扇風機を使った冷房の方法であること。
デメリットは
ペットボトルを冷やす作業・運ぶ作業が面倒であること。
凍ったペットボトルの状態を長時間保てないこと。
まとめ
熱中症に対しての危険性は世間一般に周知されていると感じています。
危険性を知っていても、温度を感じなければ本人は対策しないのは当然です。
今回のペットボトルを冷やして扇風機の前に置いておく方法をお伝えしました。
エアコンを嫌う高齢者に対しては有効であると思います。
しかしながら、温度を感じていないという部分には家族からの声かけが必要です。
熱中症の予防はコミュニケーションの増加が唯一の解決方法になるのかもしれません。

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