そういえばこの間、思い出深いことがありました。
Instagramを何気なく見ていた時、男性向け美容クリームについて紹介する人がおりました。
『これを使えばお前らでも顔がツルツルになる』と言った高圧的な紹介で、コメントでは高圧的な言い方に文句をつける人もおり殺伐とした電脳空間が形成されておりました。
そういったコメントの後に別の方が『イグアナにも使えますか?』とコメント。紹介していた人も『ぜひお使いください。』と返信していました。
イグアナには敬語なんかい‼︎
それでは本題に入らせていただきます…
「最近、肩が上がりにくい。でも年齢的に五十肩かな…」
そう思っている人は少なくありません。
五十肩の症状

①50歳代を中心とした中年以降
②運動時に肩の疼痛、安静時痛・夜間痛
③肩関節の可動域制限
④レントゲン等で異常を認めない
腱板断裂の症状

①中年以降、右肩、男性
②肩の疼痛(運動時痛・安静時痛・夜間痛)
③腕を横から真上に上げる際、約60度から120度の範囲でのみ肩の痛みや引っかかりを感じる
④レントゲンで肩の骨と腕の骨の隙間が狭くなっている
⑤MRIやエコー検査で腱板断裂の所見が確認される
腱板断裂で痛んだ筋肉は修復されない

実は、肩の痛みの原因として非常に多い「腱板断裂」は、決して珍しい疾患ではありません。
一般住民を対象にした研究では、腱板断裂は 全体の約22%に存在し、
年齢とともに増加することがわかっています。
さらに、50代では約10%、60代では15%以上に見られるという報告もあり、
「誰にでも起こりうる変化」の一つとされています。
しかも驚くべきことに、腱板断裂の約6割以上は「自覚症状がない」状態で存在することも知られています。
つまり、痛みが出て初めて気づく頃には、すでに断裂が進んでいる可能性もあるのです。
腱板断裂日常生活でよくある症状
先ほどは専門的な用語で説明しましたが、一般の方はこのような症状が特徴的です。
① 腕を上げると痛い・途中で止まる
腕を横から上げる動作や、高い場所に手を伸ばすときに痛みや引っかかる感じが出ることがあります。
② 夜間痛(寝ていると痛い)
横向きで寝ると痛む、寝返りで目が覚めるなど、夜間の痛みは腱板断裂でよく見られる症状です。
③ 力が入りにくい
痛みだけではなく、「力が抜ける」「支えられない」と感じる場合があります。ペットボトルやフライパンなど、軽い物でも持ちにくいと感じることがあります。
④ 腕が上がらない(挙上困難)
痛みだけでなく、筋肉の機能低下によって腕が十分に上がらなくなることがあります。
⑤ 痛みが強くないケースもある
腱板断裂は、必ずしも強い痛みが出るとは限りません。症状が軽くても断裂している場合があります。
徳島県の腱板断裂好発年齢である中高年の方は、車の運転をする人がほとんど。そんな人の症状。
⑥右手に症状があると車の運転に支障が出る。
運転席のドアが右手では閉めれなくなります。ハンドルを切る際にも継ぎ手が多く必要で急カーブが曲がりづらくなります。
腱板断裂と四十肩の違い(簡単に)
五十肩:関節が硬くなり、全体的に動かしにくい
腱板断裂:特定の動きで力が入りにくいことが多い
ただし、症状だけで判断することは難しいため、自己判断はおすすめできません。
病院を受診した方がよいサイン
次のような症状がある場合は、一度整形外科で相談することをおすすめします。
① 肩の痛みが2週間以上続いている
② 腕が上がらない、または途中で止まる
③ 夜間痛で眠れない
④ 力が入りにくい、物を持ちにくい
⑤ 転倒やケガの後から症状が出た
⑥ 痛みは軽いが動かしにくさが続く
特に「力が入りにくい」という症状は、腱板の機能低下の可能性があるため注意が必要です。
なぜ早めの受診が大切なのか
腱板断裂は、時間とともに断裂が大きくなる場合があります。
また、放置すると筋肉の変性や萎縮が進み、治療の選択肢が限られることもあります。
一方で、
早期に状態を確認し、適切なリハビリや生活改善を行うことで、手術をせずに改善するケースも多くあります。
まとめ
腱板断裂は特別なケガではなく、50代から増え始める身近な肩のトラブルです。
「年齢のせい」「肩こりだから大丈夫」と思い込まず、症状が続く場合は早めに専門家へ相談することが、将来的な痛みや機能低下を防ぐ第一歩になります。
ここからは専門的な腱板断裂の話とあるあるの話
腱板断裂は変性による断裂も多いが、転倒・犬に引っ張られるなどの外傷による断裂もよくある。
腱板断裂は五十肩とは異なり肩関節の拘縮は軽度であり、自分の力では上げられないが反対の手で持ち上げると動かすことができる。
手術療法は、関節鏡視下で行うことが多く、術後は6〜8週目まで装具で固定する。
リハビリは必要であれば5ヶ月程度行い、術後1年間は後遺症として痛みが残ることがある。
腱板断裂は肉体労働をしている現役労働者にも多いため、術後に仕事を長く休むことができずに無理して復帰する場合がある。疼痛が誘発されるたび再断裂の不安がつきまとい、医療機関と職場との連携が重要となる。
術後に右上肢を使う際、マウス操作のような指先を使う動作で再断裂のリスクが大きい。
損傷してから長い時間が経っていたり、損傷範囲が大きい場合は人工関節が選択されることがある。
腱板とは(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の腱)が上腕骨を取り囲んでいる構造である。損傷することで上腕骨の位置が上方に移動し、肩甲骨にぶつかったりする。さらに断裂が進むと腕を上げることができなくなる。
腱板断裂の大きさが痛みに直結している訳でなく、小さく損傷している場合でも疼痛が強いことも。再断裂したので痛みがある、痛みがないので再断裂していない、ということでもない。
腱板断裂の手術をした患者同士で仲良くなる。肩以外は元気なので、退院したら意気投合して交流が続くことも。


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