


高齢者にとって、耳が聞こえにくいというのは、ただ音が小さくなるだけでなく、毎日の生活に色々な困りごとを引き起こす、とても大切な問題なんです。
聞こえを助ける補聴器という便利なものがありますが、もし認知症があると、うまく使えなかったり、どこに置いたか忘れてしまったりすることもあります。
聞こえにくいと、周りの人との会話が減ってしまったり、生活する気持ちが落ちてしまったりするので、補聴器以外の方法も色々考えられています。
補聴器が難しい場合の代替手段として、集音器や、自作も可能なもしもしフォンといった選択肢があります。さらに、コミュニケーションを取るだけであれば、スマートフォンのアプリである『Vosual』を活用して文字で情報伝達を行う方法も有効です。
家族の耳が聞こえなくなったと最近感じている
耳の聞こえが不自由になった家族は、外出先で様々な困難に直面することが多く、不安を感じている。
→補聴器 ✳︎参考HP一般社団法人 日本補聴器販売店協会
テレビの音を大きくしたり、屋内での発言を聞き取りやすくする『集音器』



もしもしフォン
主に困るのは家族との会話である。
補聴器や集音器を買うのは高いのでまずもしもしフォンから。または、認知症がある人にも。
→もしもしフォン。
プラスチック製で軽く、伸縮も自在です。使い方は見た目にわかる。
そして何よりも、耳元に当ててもらうことで、聞く側も『これから話を聞くぞ』という準備ができるため、介助者が大切なことを伝える際に、内容がスムーズに伝わりやすい。

もしもしフォンを自作(400円程度)した場合





もしもしフォンの自作品を修正を加えて作成しています。
かなり聴こえるのでおすすめです。
耳にこだわらず文字で理解してもらう
耳で聞くことにこだわらず、状況によっては文字で見てもらうことも、お互いにとってスムーズにコミュニケーションを図る上で有効な手段となります。
『Vosual』というアプリでスマートフォンやタブレットを使用します。口で話した内容を文字に起こしてくれます。



まとめ
今回は難聴に対する投稿をまとめました。
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