世の中でどんな言葉が検索されているか教えてくれるサイトがあります。
それは、『ラッコキーワード』というサイトで調べたい言葉を入力すると、
調べたい言葉の後にさらに検索されるキーワードを教えてくれます。
今回は敬老の日に徳島で検索されているキーワードを調べてみました。
このホームページを作ってからわかったことがあります。
『 徳島 ○○○ 』で検索してもあまり検索されていないことが多いです。悲しい。
確かに、徳島で住んでいて徳島のことを詳しく調べることってあまり無いですよね。
ちなみに香川。まさか、徳島より敬老については調べられていない。
香川は徳島より絶対都会なのに…。
大都会大阪はやはり検索されているキーワードの量と内容は徳島とは大違いでした。
四国と大阪では検索キーワードにかなり差があることがわかりましたね。
敬老の日にコミュニケーションを考える
ここからが本題です。
難聴の高齢者では認知症のリスクが2倍になるというデータがあります。
それは、周りの人とのコミュニケーションが億劫になり、閉じこもりがちになるからです。
以前、難聴の人に対する商品を紹介しました。
補聴器を使用することが1番良いのですが、作ったものの結局使わない場合や失くしてしまう事例もよく聞きます。家で過ごすことが多い高齢者では部屋での着け外しも面倒です。
そこで私の以前の投稿では補聴器の前に『もしもしフォン』をおすすめしました。
『もしもしフォン』は高齢者にとって見て使用方法が分かりやすく、他の機械が苦手な方にも最初に導入しやすいメリットがありました。
『もしもしフォン』も良い商品なのですが、2000円程度の価格です。使用していると劣化や破損があるという口コミも確認しました。確かに、蛇腹の部分は破損しやすくなるのは仕方がないように思います。
もしもしフォンを自作してみました
そこで、同様の機能を持つ道具を100円均一とDCMで安く作ることができると思い商品を購入してきました。
商品は2つ。
『DAISO』で『漏斗』を購入しました。
こちらは、1つは角、もう1つは丸のセットになっています。2つの形が違うことで完成した時に口の部分と耳に当てる部分が分かりやすく、使い勝手がよくなっています。
こちらは『DCM』で販売しています。
『サンヨー 透明ホース TM1012D100T』
1m当たり154円で内径は8mm・外径10mmでした。
あまり長くても邪魔になると思いますし、場合によっては自分で短くしても良さそうです。
完成
ビニールテープで漏斗とホースを止めることで完成です。
費用も300円以下で作成できました。
ホースに関してはできれば店で内径を確認するのをおすすめします。
徳島県ではどこにでもある『DAISO』と『DCM』ですぐに作成することができます。
他のホームセンターでもホースは売っているのかもしれませんが、DCMですぐ見つかったので他の店は販売しているか分かりません。
漏斗は1店舗目ではありませんでした。DAISOのホームページではすぐに出てきますが、店舗によってはないのかもしれません。最初、大型店舗に行きましたが、そこには無く近くのもうひと回り小さい店で販売していました。
この自作もしもしフォンの作成自体は5分もかかりませんでした。
ぜひ作ってみてください。
実際、高齢者と話をする際に耳の近くで大きな声を出しますが、そこまでしても聞こえない場合があります。コストの安さや感染予防というリスクを軽減できるという意味では医療の現場でも活躍しそうです。
しばらく使ってみて、その結果をまた投稿します。
修正しました
先ほど作ったもしもしフォンの自作は漏斗の外径よりもホースの内径が小さく接続することができませんでした。そのため、中に差し込む形となっており音の伝導に問題がありました。
臨床で使うことはできましたが、直接声をかける事と差を感じることができません。
何なら、使用の際は手が止まってしまうので使わないで済む方がスムーズですらありました。
そこで、DCMでホースを購入しました。
TOYOX 散水用ホース 約9mm×13mm 198円(税別)
先ほどのホースは少し柔らかく、音の反射には硬いものが優れていると感じもっと硬いホースを発見しました。
少し値段が高くなりましたが、総費用は300円程度で大きくは変わりません。
試作2作品目が爆誕
置くセンスは感じられませんが、大変聞こえやすくなりました。
漏斗先端とホースを深くねじ込む事は難しかったですが、何とかビニールテープの補強でしっかり止まっています。
使用感は再度投稿させていただきます。
難聴をそのままにしている人は多いと思います
大人になれば聞こえているのに聞こえないふりをしたい事はあります。
どちらかというと聞きたくないことが多くなります。
そうです。ほとんど聞きたくありません。
それなのに相反するものを作ってしまいました。
本当に申し訳ありません。
ぜひ高齢との方とコミュニケーションをとっていただき、本人が聞きたくない話はしないようにしてください。
聞きたくない話をする人はいつか自分に跳ね返ってきますので、お気をつけください。
跳ね返ってきた話を良く聞く理学療法士より。
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