災害時の安否確認はLINEが1番良い
高齢者のご子息やご息女が遠方に住んでおり、長期休暇にしか帰省しないという状況はよく見られます。
その場合の連絡手段としては、【携帯電話】や【固定電話】が一般的です。
例えば、能登半島の地震で道路状況も問題となりましたが、
携帯電話4社が応急復旧に2週間以上かかりました。
つまり、電話で安否確認をしようとしても災害直後はできないということです。
災害が起こる前に、『災害時のLINEの使い方を3つ』知ってください。
1.『安否確認』
2.『防災速報』
3.『電話回線でなくインターネット回線での通話が可能』
上記を使うには、『LINEスマート通知』を友達登録して設定するだけ。
5分程度で完了すると思います。
1.『LINE安否確認』
LINEは震度6以上などの大規模な災害が起こった際に、「LINE安否確認」が出現します。
災害後に情報を入力しておくことで、電波がない状況でも家族・友達に状況を共有することができます。
下の画像では普段のLINEでは出ない赤い部分が出現します。
これがLINE安否確認です。
2.LINEの『防災速報』
LINEで自分の住む地域の防災速報を受け取ることができます。
被災時は、正確な情報が素早く手に入るかどうがは命に関わります。
LINEではその地域の災害情報をLINEのトークで受け取ることができます。
LINEの🔍検索に『LINEスマート通知』を入力して検索。
『LINEスマート通知』を『友達追加』することで受け取れます。
※私の場合は友達追加をしているので、下の画像では友達追加がトークに変わっています。
受け取る情報の設定を入力しましょう。1番下にあります。
受け取る情報の設定では
防災速報の通知を受け取るをオンに、お住まいの地域も設定してください。
以上で設定は終了です。
3.電話回線でなくインターネット回線での通話が可能
LINEは電話回線が使えない時でもインターネットが繋がれば家族や知人に連絡することができます。
なぜ電話回線よりインターネット回線が良いのでしょうか?
災害時はスマートフォンの電池を多く使用してしまう
冒頭でもお伝えしたように災害時は電波状況が悪化する恐れがあります。
ネットワークの電波は待機時の電力消費に大きく影響します。
電波状況が悪いと、
スマートフォンが頻繁にネットワークを探すため、電力消費が増加します。
被災時はWi-Fi環境でのみスマートフォンをオンにし、LINEで安否情報の発信や地域の速報を受け取りましょう。
LINEスマート通知を使ってみて
これは令和6年5月28日に大雨警報の際のLINE通知です。
画像である通り徳島の吉野川氾濫情報について通知がありました。
通知時は平日のため仕事中でしたが、
職員との情報共有や関係各所に注意喚起をスムーズに行うことができました。
この日は結局、大きな災害にはなりませんでした。
道路が渋滞になる前に移動を完了したり、災害情報を知ることで、不安や恐怖を軽減し、冷静に対処することができました。
さらに、徳島県と徳島市の公式LINEを追加することで、
LINEの情報に加え徳島の最新の災害情報を取得することができます。
おすすめ防災用品
高齢の両親だけで住んでいると重い水の確保も、車に乗せるのも大変です。
インターネットで買っておきましょう。
徳島ではお馴染みの室戸の水です。
新聞紙とポリ袋があれば、トイレにかぶせて使用することで代用することができます。
厚みがあって、中身が出にくいこのポリ袋がおすすめです。
言わずと知れた防災用品アイラップ‼︎
湯煎可能、皿の上に被せると汚れがつかない、さらに食べ終わった後はゴミ袋になる!
普段から使える最高に有能な商品!
食器棚からお皿が落ちてくるのを自動で防ぐグッズです。
手動でも開き戸を止めることができるので、子供がいる場合はチャイルドロックも兼ねます。
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