のこすつなぐプロジェクトとは
はじめまして。
徳島で20年間理学療法士をしています。
よろしくお願いいたします。
私は40歳を超えて、理学療法士として高齢者の生活を改善することに限界を感じ始めています。しかし、理学療法士という枠を超えた解決方法があるとも感じています。
そこで、このサイトを立ち上げました。このサイトでは、理学療法士としての知識を活かしながら、社会的資源の活用や商品の紹介などを通じて、高齢者の生活の質を向上させる方法を提案します。そして、これを徳島県で現実的に実践できる形でお伝えしていきたいと思っています。
「のこすつなぐプロジェクト」は、『のこす』と『つなぐ』をテーマに、孤立しやすい高齢者の方々にとって有益な情報を提供することを目指しています。このサイト名には、そんな思いが込められています。
最終的には、高齢者の方々に直接サービスを提供することを目標としています。
このサイトが有益な人
このサイトを見て欲しい人は
・より良い生活がしたいと思っている高齢者の方
・私と同じ年代の方(40代)
・医療従事者
徳島県は医師数が全国1位ですが、医師の平均年齢は54.2歳です。10年後には定年を迎える医師が増え、医療従事者の数が減少するでしょう。既に近隣の病院が閉院しているところもあると思います。
徳島は車社会であり、介護保険や年金などの老後の資金を考えると、歩けなくなるだけで生活レベルが一気に低下することは明白です。健康であることが生活の質を保つことにつながります。逆に言えば、健康を失うと生活の質が大きく低下します。
例えば、関節の変形が進んでから治療するのではなく、変形を予防することが重要です。そのためには、高齢になる前からのアプローチが必要です。
私は医療従事者でもありますので、サイトの記事内容は医療従事者が感じている現実を反映したものになると思います。できれば、医療従事者が介護保険の利用者に紹介できるような内容にしたいと考えています。そして、これらの内容は徳島に特化したものにしていきます。
私のこと
私は本を読んだり、インターネットで調べたりするのが好きで、知識欲が強い方です。そんな私が理学療法士の道を選んだのは、高校時代にあまり深く考えずに決めたもので、当時は使命感や強いやりがいを感じていたわけではありませんでした。
しかし、理学療法士として20代から高齢者と関わり、多くの高齢者を見てきました。ほとんどが入院している高齢者であり、彼らの姿から「こうなりたくない」と思う部分もたくさん見てきました。
今では、この仕事を選んで良かったと思っています。なぜなら、自分の知りたいことがわかるからです。私の知りたいこと、それは「理想の高齢者とは何か」ということです。
人生の終末に1人で生活することは、現実的にも精神的にも非常に厳しいということを、理学療法士としての経験から強く感じています。
高齢者が豊かな晩年を過ごすために必要なことは以下の3つです。
- 健康でいること
- 仲の良い家族や知人がいること
- 家庭や社会において自分の役割を持ち続けること
この3つが揃うことで、晩年の人生を豊かにすることができると、高齢者を見続けてきた経験から結論づけました。
皆様の健康と生活の質向上に寄与できるよう、これからも尽力してまいります。